孫と一緒に歩こう!祖父母のための元気になる方法

暮らしの知恵

私が初めて孫を抱っこして散歩したのは、63歳の誕生日を迎えた直後でした。正直なところ、最初は、数分歩いただけで息が上がり、膝もガクガク…。

「昔はもっと元気だったのに」と落ち込んだことを今でも覚えています。でも、その日から、”孫と元気に歩けるおばあちゃん”を目指して、少しずつ工夫を重ねてきました。

そして、今では孫を抱いてスイスイ歩けるようになりました。今回は、私の経験を交えながら、孫と一緒に楽しく歩くための方法をご紹介します。

正しい抱っこ方法で負担を軽減

正しい抱っこの方法は!

孫を抱っこする際の正しい姿勢は、思った以上に重要です。私も最初は無意識に悪い姿勢で抱っこしていて、すぐに腰や背中が痛くなっていました。

体に近づけて抱く

最初は、腕だけで孫を支えようとして、すぐに肩がパンパンになりました。そこで町内の子育てサロンで教えてもらった「体に密着させる抱っこ」を試してみたところ、孫の重さが分散されてとても楽になったんです。

具体的には孫の足がおなかの前に来るようにして、背中をしっかり支えます。これだけで腰や腕の負担がかなり減りました。

そして、色々な抱っこ紐を活用すると楽になると思います。種類がたくさんあるのですが、私は孫が頭から落ちないようにガードがあるものや腰をしっかり固定できるものなどが自分に合っているようで、よく活用して、散歩に出かけます。

背筋を伸ばす

前かがみの姿勢は避け、常に背筋をまっすぐに保つことが大切です。私は意識的に胸を張り、顎を引くようにしています。この姿勢を保つことで、長時間抱っこしても疲れにくくなりました。

長時間の抱っこは、中々にしんどいもので、じいじ、ばあばは気を付けなくてはなりません。

定期的に姿勢を変える

15〜20分ごとに、縦抱きから横抱きを交互に行ったり、抱く腕を左右で交代したりすると良いでしょう。私は散歩中、信号待ちの時間などを利用して姿勢を変えるようにしています。

体力アップのための食事と運動

食事と運動、大事です。

孫と散歩するために、食事も少しずつ見直しました。例えば、朝食のパンを納豆ご飯に変えたり、昼食には鶏むね肉のサラダを加えたり。

特に魚の缶詰(サバやイワシ)は手軽でカルシウムも豊富なので、週3回は食卓に登場します。

効果的な運動

効果的な運動には次のようなものがあります。自分に合ったものを探して、長く続けましょう。

ストレッチ

腰痛や肩こり、膝痛の予防には、ストレッチが効果的です。私は毎朝10分程度、全身のストレッチを行っています。特に、背中と足のストレッチは欠かしません。

ウォーキング

最初は家の中で足ふみからスタート。慣れてきたら、近くの公園まで孫と歩く習慣ができました。こうした小さな積み重ねが、体力アップにつながったと実感しています。

ポールウォーキング

最近、友人に勧められてポールウォーキングを始めました。ポールを使うことで、上半身も使うため、全身運動になります。孫を抱っこする力もついてきたように感じます。

痛みへの対処法

痛みがでたら、ほっておかない!

痛みを感じたら、そのままにしてしまうと、悪化につながります。次の方法で対処しましょう。

セルフケア

孫の世話で疲れを感じたら、無理をせずに休憩を取ることが大切です。私は30分ごとに短い休憩を取り、深呼吸やストレッチをして体をリラックスさせています。

専門家のケア

ある日、無理をして孫を長時間抱っこした結果、翌朝ベッドから起き上がれないほどに腰が痛くなったことがありました。その時は家族の勧めで整骨院に行き、骨盤のゆがみを整えてもらいました。

施術後は驚くほどに体が軽くなり、「無理をせず、プロに頼ることも大切だ」と実感しました。

孫との楽しい散歩のコツ

楽しい散歩になるように

楽しい散歩には安全と楽しむことがたいせつです。

安全第一

孫の安全が何より大切です。私は必ず孫に帽子をかぶせ、日焼け止めを塗ってから外出します。また、水分補給も忘れずに行います。

楽しみながら学ぶ

私達のお気に入りのコースは家の近くの川沿いの遊歩道です。春には一緒にタンポポをさがして、夏はセミの抜け殻を集めたり。

散歩の途中で見つけた小さな発見を、帰宅後に一緒にスケッチブックに描くのが恒例行事になっています。

こうした”孫との共同作業”が、私にとっても新しい楽しみになりました。

適度な休憩

孫と一緒に歩く際は、こまめに休憩を取ることが大切です。私はベンチを見つけたら必ず座って、孫と一緒におやつを食べたり、絵本を読んだりしています。

祖父母と孫の絆を深める

孫との絆も努力です。

孫との絆をふかめるには、努力が必要です。

思い出作り

孫との散歩は、かけがえのない思い出になります。私は時々、孫と一緒に写真を撮ったり、落ち葉や小石を集めたりして、アルバムやコレクションを作っています。

まとめ:伝統の継承

散歩の途中で、私が子供の頃に祖父母から聞いた”カエルの歌”を孫に教えると、最初は恥ずかしがっていた孫も、今では大きな声で一緒に歌ってくれるようになりました。

季節ごとの行事や、昔ながらの遊びを伝えることで、家族のつながりがより深くなったと感じています。

孫を抱いて歩くことは、最初は大変に感じるかもしれません。しかし、正しい方法で抱っこし、日々の食事や運動に気を付けることで、徐々に楽になっていきます。そして何より、孫との時間を楽しむことが一番大切です。私自身、孫と過ごす時間が、日々の生きがいとなっています。

皆さんも、自分のペースで少しずつ始めてみてください。きっと、孫との素敵な思い出がたくさんできることでしょう

コメント