【2025年最新版】60代からのデジタルデビューガイド~シニア初心者に優しいIT活用と安心アプリ活用法

祖父母ライフと心構え

60代でスマートフォンやパソコンを使い始めた私にとって、デジタルの世界は、まるで異国のようでした。ボタンの意味がわからず戸惑い、文字入力に手間取り、何度も「もう無理かも」と思った事もあります。
でも、孫とテレビ電話をしたいという気持ちが、私を一歩踏み出させてくれました。 今では、スマホやパソコンが日々の暮らしに欠かせない存在となり、趣味や家族との交流を広げてくれる大切な道具になっています。

このガイドでは、私の体験をもとに、シニア初心者が安心してデジタルを楽しむためのヒントやおすすめアプリをご紹介します。

はじめの一歩は「失敗からの学び」

最初にパソコンを触ったとき、Wordで書いた文章をうっかり消してしまい、泣きそうになったことがあります。 Wi-Fiの設定を間違えて何度もやり直したり、アプリを削除して連絡先が消えてしまったこともありました。

スマホでは、文字入力の途中で画面が切り替わってしまい、何度も最初からやり直したことも。

でも、そんな失敗のたびに家族や友人に助けてもらい、少しずつ「できること」が増えていきました。 「できなくて当たり前」「わからないことは聞いていい」――そう思えるようになってから、学ぶことが楽しくなりました。

今では、わからない言葉は検索したり、スクリーンショットを撮って家族に見せたり、工夫しながら前進しています。

「失敗は成長の種」と思えるようになったのは、何度もつまずいtからこそです。

「目的」があると、続けられる

スマホを始めたきっかけは、離れて暮らす孫とテレビ電話をしたかったから。 最初は操作が難しくて、何度も失敗しました。でも、画面越しに孫の笑顔を見た瞬間、「やってよかった」と心から思いました。

それ以来、LINEで写真を送ったり、Zoomで家族と話したり、YouTubeで趣味の動画を見たりと、使い道がどんどん広がっています。

最近では、Googleマップで目的地を調べたり、天気予報アプリで洗濯のタイミングを決めたりと、生活の中でも活用する場面が増えました。

「やりたいこと」があると、自然と続けられる。これは、私が実感した大きな教訓です。「孫と話したい」「趣味を広げたい」「買い物を便利にしたい」--そんな気持ちが、学びの原動力になります。


よくある落とし穴とその対策

私が実際に経験した「デジタルの落とし穴」はこんなものです:

  • パソコン再起動でデータが消えたと思い込み、慌てて家族に電話

  • Wi-Fiの設定を間違えて、何度も接続できずにイライラ

  • アプリを削除してしまい、連絡先が消えてしまった

  • SNSに家族写真を公開設定のまま投稿してしまい、知らない人からコメントが届いた

  • パスワードを忘れてログインできず、何度もやり直し

これらを乗り越えるために、私が実践している工夫は:

  • 画面のスクリーンショットをこまめに撮る

  • パスワードは紙とスマホ両方にメモしておく

  • 投稿前に公開範囲を確認する

  • アプリは必ず公式ストアからインストールする

  • わからないことは家族や専門窓口に相談する

更に最近では、「設定」や「ヘルプ」などのメニューを開いて、自分で調べる習慣もついてきました。「まずは自分でやってみる」「それでもだめなら聞く」—この順番が、私にはちょうどいいようです。失敗は誰にでもあるもの。大切なのは、そこから学び、次に生かすことです。


シニアにおすすめの安心アプリ10選

ここでは、私が実際に使って「便利!」と感じたアプリを10個ご紹介します。

アプリ名 用途・おすすめポイント
LINE 家族や友人との連絡に最適。スタンプで気持ちも伝えやすい
Googleフォト 写真を自動で整理・保存。スマホが壊れても安心
ゆめタウンアプリ 買い物のポイント管理が簡単にできる
radiko 全国のラジオがスマホで聴ける。懐かしい番組も
Zoom 離れていても顔を見ながら会話できる
YouTube 趣味や健康情報など、無料で学べる動画が豊富
NHKニュース・防災 災害時の情報収集に役立つ信頼のアプリ
PayPay キャッシュレス決済が簡単。ポイントも貯まる
Canva 写真編集や名刺作成が手軽にできて楽しい
スケジュール帳アプリ 予定管理がわかりやすく、通知も便利

どれも無料で始められ、使い方もシンプル。まずはひとつから試してみるのがおすすめです。「使ってみたら案外と簡単だった」という声も多く、私自身もそう感じています。

 

続けるコツは「小さな習慣」

毎朝、メモ帳に「今日やること」を書くのが私の日課です。 できたことはチェックを入れて、家族や友人に「今日はここまでできたよ」と報告。 「自分を褒める」「仲間と話す」ことが、やる気を保つ秘訣です。

また、週末には家族に操作を教えてもらう時間を作っています。 最初は緊張しましたが、アプリの話題で会話が増え、家族との距離も縮まりました。

最近では、友人同士で「このアプリ便利だったよ」「こんな使い方もあるよ」と情報交換するようになり、学びの輪が広がっています。

「一人で悩まない」「誰かと一緒に楽しむ」—それが、続けるための大きな力になります。

実生活での活用エピソード

ある日、スーパーで電子マネーの使い方がわからず、レジで立ち止まってしまいました。 その経験をきっかけに、スマホで支払いの練習を繰り返し、今ではポイントを貯めて使う方法も覚えました。

また、趣味の写真をスマホで撮ってブログに投稿するようになり、「いいね!」がもらえると嬉しくて、次の投稿が楽しみになります。

デジタルは、生活を便利にするだけでなく、心の豊かさも広げてくれるのです。

セキュリティ意識も忘れずに

SNSに家族写真を投稿したとき、公開範囲を間違えて知らない人からコメントが届き、驚いたことがあります。 それ以来、投稿前には必ず範囲を確認するようになりました。

また、パスワードは英数字と記号を組み合わせて定期的に変更。 ネットバンキングや二段階認証も使い、わからないときは家族やサポートに相談しています。

「安心して使う」ためには、ちょっとした注意と確認が大切です。


まとめ:何歳でも「変化の主役」になれる

60代からでも、スマホやパソコンは「自分らしい暮らし」を広げてくれる道具です。 失敗も成功も、すべてが成長の糧。大切なのは、あきらめずに続けること。

「やってみたい」「話してみたい」「つながりたい」――そんな気持ちがあれば、いつでもスタートできます。

このブログでは、私の体験を通して、シニアの皆さんが安心してデジタルを楽しめるよう、情報を発信していきます。 一緒に、ゆっくり、楽しく、デジタルの世界を歩いていきましょう。

 
 

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